「 これからはITの時代 」といわれて久しいですが、ここ最近一歩進んで「 プログラミング 」
への注目が高まってきているように思います。
今回は、そういった疑問にお答えできる内容にしていきたいと思っています^^
2020年には、小学校でついにプログラミングの授業が必修化されるとの
発表もありました。
今回は「 なぜプログラミングの勉強をした方が良いのか? 」にも触れ、
なるべく専門用語を使わずに説明をしていきます。
大学生や新社会人、小さなお子様を持つお父さんお母さんにもオススメの記事なので
ぜひ最後まで読んでみてください^^
まず、そもそもプログラムとは?
ここでいうプログラミングとは「 コンピュータに、計算などを人間の
代わりにやってもらうための『 指示が書いたメモ 』を用意すること 」です。
身近なもので例えると、電卓もそうですね^^
1+1= 2
これが表示されるのも、立派なプログラムなんです♪
電卓も「 計算するためのプログラム 」ですね^^
これも細かくプログラムの処理を説明すると
(例)
◯ + △ = □
(1)
◯ に △ をプラスする計算をしてください。
(2)
その数字を □ に当てはめてください。
(3)
それを画面に表示してください。
こういった動きが内部で動いてるんですね。
みなさんの頭の中で考えている「 1+1=2 」も、実は
複雑な手順を踏んでいたと分かります^^
次の項から、さらに掘り下げて説明をしていきます。
(1) プログラミングとプログラムの違いとは?
「 プログラミング 」と「 プログラム 」の違いを説明していきますね^^
前の項の説明をもとに、深掘りしていきます。
違いを簡単に答えると
・プログラム = 命令の書かれたもの
・プログラミング = 命令を書くこと
*そのプログラムを書く人が「 プログラマー 」です。
となります。
ちょっと分かりにくいかもしれませんねf^^;
そのために、今回は「 料理 」に置き換えて例え話をします。
:プログラム
>料理のレシピのこと。
:プログラミング
>料理のレシピを書くという「 動作や作業自体 」のこと。
:プログラマー
>料理のレシピを「 書く人 」のこと。
となります。
あれ?、「 料理人 」がいませんね〜f^^;
そうなんです、料理人は「 コンピュータ 」なんですね♪
料理を食べる人は、もちろん「 あなた(コンピュータを使う人) 」と
いうわけです。
これを順番に整理して書きます。
(1)
あなたは「 1+1 」の答えが知りたい。
>お腹が空いたので、料理が食べたい。
(2)
コンピュータが「 では、私が計算しましょう 」と動いてくれる。
>料理人がスタンバイOKとなる。
(3)
「 1+1 」の計算ができるプログラムを使って計算し表示する。
>料理のレシピを見て、料理を作る。
(4)
あなたはコンピュータが計算した「 1+1=2 」という結果を得る。
>料理人が作った料理を食べれた。
こういった話に例えることができます。
(例え話がニガテな方、逆に分かりにくいかもで、ごめんなさいf^^;)
今回の話で「 プログラミングとは、プログラムを作ること 」と
理解できたと思います^^
(2) プログラミングの勉強がなぜ必要とされるのか?
では、なぜプログラミングの勉強が必修となるくらいに
必要なのでしょうか?
答えは「 身の回りにあるものが、プログラムで動いている 」ってことを
子供達にまずは理解してもらいたいからです。
自転車もペダルを踏めば進み、ブレーキを握れば止まります。
理屈が分かると「 チェーンが外れたから、ペダルを踏んでも
自転車が進まないんだ!」と理解ができるのと似ているところがあります。
なので、勉強の延長線上にはロジカルな思考(仕組みを理解した上での考え方)を
早期に定着させて、子供達の学びの質の向上につながることが期待できます。
さらに、対人関係でコミュニケーションする際も、話しの組み立てが上手にできるように
なることや、考える方法の引き出しになる効果も合わせて期待できそうですね^^
(3) プログラミングの学習方法
では、具体的な「 プログラミングの学習方法 」に触れていきましょう。
まず、必要なモノを「 道具 」と「 やり方 」に分けてお話しします。
必要な道具は、勉強したいプログラムの言語(種類)によって多少異なって
きますが、まずは「 パソコン 」があった方が良いと思います^^
まずはパソコンについての説明です。
「 お金がかかりそうかな〜... 」と心配されると思いますが、実は、
プログラミングの初歩の練習だとスペックが低いパソコンでもOKなんです♪
お手元にあるパソコンや、もう使わなくなったパソコンを譲り受けるなど
OSが古すぎなければ、勉強にはさほど差し支えません。
OSは可能なら、最新の方が今後のことを考えると良いかと思います^^
もし、できればMacがオススメです^^
それと、話を少し深掘りしていと、もしできればなんですが、予算が
許す限り「 Mac 」の方がプログラミングの入門機としてオススメです。
理由は、OS(コンピュータが動いている基本言語ですね)が、勉強を進めて
いくうちに、興味を持っていった場合に、ステップアップの後に役に立つんです。
サーバーなどに興味を持つと、業界でよく使われる「 Linux 」というものに触れる可能性が
高くて、Macからだと自然と、Linuxの初歩の勉強ができている状態になるんですね^^
ただ、ゲームの開発が目的ならWindowsのパソコンの方が良い可能性も
ありますので、今後の目的によっても違いが出てくるところです。
iPhoneのゲームを作りたいなら「 Macじゃないと作れない 」など
最初の選択でできないことが発生しないように、注意を払いたいところです。
僕のオススメは、今ならMac book Airですね^^
次は、プログラミングの勉強のやり方です
僕は、最初はHTML、CSSという「WEBサイト(いわゆるホームページ) 」を
作れるような言語の練習が良いと思います^^
以前、別の記事(下の記事)でも書いたのですが、やっぱりプログラムを書いて、それで
すぐに結果が分かるのが嬉しいんですね♪
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独学は無理?プログラミングを大学生のうちから始めるメリット
プログラミングも勉強しておきたいですね^^ インターネットや、いろんな情報誌で「 プログラミングをやっておくべき 」っていう 内容の記事をよく見かけるかと思います。 みなさんも「 ちょっ ...
続きを見る
そして、スクールなども考えて良いと思いますが、最初は「 Progate 」という
Web講座の利用が良いかと思います。
月々1000円の料金がかかりますが「 ある程度、一通りのプログラムの基礎的な
練習し放題 」なんですね^^
ここで、色々と触ってみて「 このプログラムでこんなことができるんだ!! 」と
ハマれるものがあったら、そこに特化していくのも良いと思います。
僕自身は、ある程度触ってみて、自分が好きなのは「 WEBサイトの構築 」で
HTMLとCSSの勉強がしたいと、分かりました^^
参考書は、少しお値段が張りますが、その価値はありますので、自分がやりたい
プログラミング言語の本を買って、がっつり勉強をするのも良いと思います。
HTMLの勉強で、僕がオススメの本はこちらとこちらの2冊です^^
(4) プログラミングを学んで期待できること
プログラミングを学んだら、どんな利点があるか?というと、今後の
学校での必修化を考えると、単純に学校の成績が上がると思います^^
ただ、実際にプログラムを打つことだけに活きる訳ではなく「 何をしたいから、
何をどうする 」と理論立てて考えることができるようになります。
このロジカルシンキングを手に入れることで、勉強だけでなくて趣味や
部活などでも「 速い球を投げたいから、筋トレを、毎晩する 」のように
考えて行動できることにつながり、応用が利くようになってきそうですよね♪
あと、大学生や新社会人には「 就職先の選択肢が広がる 」といったことも
大きなメリットになるかと思います。
これからの未来、IoTやAI化などのプログラマや、社内SEと呼ばれるような
プログラミングができる人の求人数は増えていき、給料の提示も良いものが
増えてきそうです。
現在就業中の方も、転職の際の武器の一つに、リスクの回避にもつながるし
パソコンがあれば「 勉強するのに、ほとんどお金がかからない 」のも
ありがたいことかと思います^^
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は、プログラミングとプログラムの違いへの回答と、少し踏み込んで
「 なぜプログラミングを勉強した方が良いか? 」にも触れていきました。
今回の記事で、僕からの伝わってほしいのメッセージは「 できるだけ
早いうちに、プログラミングに触れてほしいです^^ 」という気持ちです。
プログラミングに触れてみて、もし合わなかったら合わなかったでも
良いと思いますw
でも、やる前から「 難しそう... 」などと手を引いてしまうと、とっても
もったいないと思います。
僕自身が、プログラミングに早くチャレンジしておけば、転職を含めて
趣味などの人生の幅がもっと広かってたかな〜?と思っていますf^^;
迷ったらスクールも利用できるし、良い時代だと思います。
ぜひご自身のためにも、お子様のためにもプログラミングにも触れてみてくださ〜い^^