よく学校の先生や教育番組、インターネットなどでも「 読書 」をオススメされる場面に
出会うことがあると思います。
みなさんは本を読む習慣はお持ちですか?
もしくは「 本って読む必要があるかな〜? 」って疑問をお持ちでしょうか?
僕の結論は「 本は読むべき 」と思っています^^
そして、できれば早い年齢で読書の習慣を付けておくことをオススメします♪
今回の記事を読んでいただけると「 読書がなぜ大事か? 」の理由を納得してもらえて
みなさんのこれからの人生を、加速するためのツールを手に入れるお手伝いに
なるかと思います。
少し長めの文章となりますが、本を読む練習と思って読んでいただければ、学生から
社会人まで必ず役に立つ内容になっているので、ぜひとも読んでみてください♪
大学生のうちに本は読むべき?、読書は必要?
繰り返しになりますが結論は「 本を読むべき 」と言い切れます。
それでは、さっそく具体例をあげていきましょう。
今回は読書自体だけでなく、もう一歩踏み込んだ記事にしました。
少しボリュームがありますが、大学生や新社会人には役に立つ記事なので
頑張って読んでみてほしいです^^。
(1) 「 本 」って、そもそもなんだろう?。
そもそも「 本って、何なんだろうかな〜? 」って考えたことはありますか? w
多分ほぼほぼの確率で、いらっしゃらないと思いますw
もちろん、正解の定義も無いとも思いますf^^;
今回、僕が本を定義すると「 本は、著書の過ごした人生( 時間 )の体験記 」と思ってます。
例えば、金融業界で数十年働いた投資家の本があるとして「 必読!! 30年間勝ち続けている男の
株の書い方の秘密とは? 」という本があったとします。
タイトルだけで「 この人の30年がつまってるんだろうな〜 」と想像できるかと思います^^。
他に例えるなら「 プログラミング素人の僕が半年で月50万円稼げるようになるまでの話 」とかも
最近だと見かけがちなタイトルかと思います。
これも「 半年間、6ヶ月ほどの著者の人生を使って経験したもののまとめ 」と言えるかと思います。
上の話を分解して定義の細かい部分としてまとめます。
「 そもそも、本ってなんだろう? 」のまとめ
(1)
・筆者の時間を使って経験したことが書いてあるもの。
(2)
・筆者が何かを努力している。
>逆に「 努力しなかったら、こうなった 」のようなものもあります。
(3)
・何かしらの結果が出る。
>良くも悪くも「 何かの結果 」が残ります。
必ず成功ではなく、失敗のパターンもあるはずです。
(4)
・上記(1)〜(3)をまとめ、筆者の所感を含む体験談、筆者の
今までの知識も含めての結果や教訓の共有。
>>ここまでで、本というものをだいぶ細かく定義できてきましたね。
それでは次の項で、定義した意味をもう少し掘り下げてみましょう。
(2) なぜ本を読むことがオススメなのか?
先ほど、僕が分解した「 本の定義 」をイメージしてください。
多くの本には「 この問題に、こういうやり方でチャレンジしたら、
こういう期間で、こういう結果が出た 」というものが書いてあります。
失敗談は少ない場合も多いですが、成功談だけでも
十分な良書は数多く存在します。
では「 本を読むということ 」はどういう意味があるのでしょうか?。
ここもあまり考えることはなかったと思います。
では、本を読むことについての僕の定義を説明します。
「 本を読むこと 」の定義
・本を読むということは、自分の替わりに著者が時間を使って
トライ&エラーしたもののお裾分けをもらえることと思います。
つまりは「 人生経験のショートカット集 」を自分の中に取り込める。
こう定義できるかと思います。
僕はどんな本を読んできたか?
僕の読書の経験は、工場に勤めている時には「 部品の管理の方式について長年現場で
陣頭指揮をとっていた方 」の著書を読んでみたり、歩留まりや原価率や減価償却の話、
コーチングや指導方法の著書、などなどいろんな気になるもの読んできました。
勘の良い方は気が付いてきたかもしれませんね。
つまり、上のような本の経験を全て自分でやろうとすると
「 何十年も時間がかかる 」ということです。
しかも、自分で調べながらのトライ&エラーになるから
ちゃんとした結果が出るとも保証できません。
もちろん本を読んだだけでは厳しい意見を言うと、読書の効果で作業などの
向上率は10%以下となる可能性が高いと僕は思っています...。
その本の内容を少しずつでいいから、理解して実践し行動にうつす。
多少失敗するかもしれないけど、実践して仕事や生活に取り入れてみる行動が必要です。
最初は自分の考え方と違ったり、納得できないこともあったり、手間が増えることも
あるかと思います。
そこは自分で工夫して、本のエッセンスを取り入れて成功につなげるステップとして
捉えると楽しめると思いますよ♪
(3) ありがちな読書の失敗談
僕は、本を読むって大人なら「 けっこう普通 」の行動と思ってましたf^^;
当たり前とまではいいませんが、本屋さんに行かなくてもテレビとかで紹介されてたり、
コンビニに置いてあったりと手に取る機会が、僕にとってはたくさんありました。
でもみなさん、ビックリしますよ。
ほとんどの社会人は「 会社の業務以外の勉強をしない 」ということを知ってますか?w。
僕の今までの20年以上の社会経験で、いろんな業種、職種、年齢の方と出会ってきましたが、
本を読んでる方はほとんどいません。
下に具体的な例として困った話を書きます。
ファイルは印刷して置いてあるからよろしくね。
あれ?、この管理表ですが部品や部屋の場所がバラバラに
なってて、作業効率がすごく悪いですね。
でもこれだと、在庫のチェックをしても失敗して在庫の管理に
ミスが発生、生産がストップする可能性が出てきそうですよね...。
ただ先日、となりの課が在庫管理をミスってラインが
1週間止まったじゃないですか?。
そんなミスで会社に損害を出すのを防ぎたいから
表を分かりやすく作り直しても良いですか?。
部品自体にも残り何個で発注しなきゃ!!、とか
記載しておくと管理がラクになると思いますよ♪
だから変えることはしなくていいんだよ!!。
・・・半年後、他の社員の在庫の管理ミスによりラインが一週間止まる。
損害額は数千万単位となる。
管理方法を変えることを、もっと強く提案しなかったんだ?
・・・正直、こんな話はどこの職場でもゴロゴロしています。
で、何が失敗だったかというと「 どんなに正しいことでも伝えていい時とか、
伝え方が分からなかった 」ということです。
これ本当に難しいところで、読んでくれてるみなさんにとっては「 え、まささんは
全然悪くないでしょ? 」と言ってくれるかもしれません、ありがとうございます(T_T)
次の項で「 失敗だった... 」ということを深掘りします。
(4) その結果、どうなるか?
単純に、会社での居心地がメチャクチャ悪くなりますw。
そして、この話は実はバランスがとっても難しい問題なんです。
理由は、上司達も今までの方法で何かしらの実績を出したから昇進しているからなんです。
だから「 今までのやり方に対しプライドがある 」状態では「 改善案を良し 」としません。
「 今までの方法で結果を出すことにこだわる、新人にも出させる 」といった方が多くみられます。
ここを読書や本のように考えると「 上司の数十年の経験 」がその仕事に表現されている訳なんです。
また、そこまで上の状態であることを自己分析できている上司は、僕の新人時代には
ほぼいなかったので改善案を提案しても「 いいからヤレ!! 」と怒鳴られるだけなんですよねf^^;
でも、今考えると僕にも反省点があるんですよね...。
僕が反省したいポイント
僕は「 仕事の効率化、凡ミスの排除、ロスの低下 」などの業績アップをすることが、
会社員としての命題と思ってて、会社員は「 みんなそうなんだ 」と思い込んでいました。
だから、人の気持ちを考える前に効率が悪そうなこととか失敗するのが、目に見えてる
ような方法をしてる人がいたとします。
その時に「 今までその方法で結果を出してきたんですね^^。もしよかったら話を聞いて
いただきたいのですが、こういった方法はどうでしょうか? 」と尋ねてみるなど、
今までの仕事の経験や、その人たちのプライドに気を使ったアプローチが皆無でした。
僕には謙虚さや、真摯さが足りず「 正しいことは、正しい 」といった態度でした...。
そりゃ、みなさん怒りますよねf^^;
「 読書が問題 」なのでは無く、僕自身の問題なのですが、もしみなさんも自分自身に
思い当たるところがあったらチャンスです。
読書で知識も大事だけど、謙虚さや気遣いの気持ちも忘れずに!!
今のうちに気遣いや謙虚さも学んでみましょう^^
当時の僕にはそれが全く理解ができませんでしたので、今は反省しています...。
現場にもよると思うんですが、直球すぎること、新しすぎることは人間関係に
軋轢を産みやすいです。
仕事は自分ひとりでやっている訳ではありません。
仕事の効率化の方法を学ぶことも大事ですが、人にそれを
押し付けることもよくない場合があります。
仕事はどんな仕事もやらなくていい仕事はありません。
誰かが雑用と思える仕事をしてくれていることもあるのです。
もっと、仕事を一緒にする人の気持ちを考えた行動が必要でした。
何も意識してなくても自然に謙虚さや真摯さを持って生活できてる人って、上司でも後輩でも
すごく愛されていて人間性に尊敬できて憧れちゃいます^^
(5) 読書の習慣付けをオススメしたいです
もし、今の僕が昔に戻ったなら人間関係の本を学生のうちに最低10冊は読むと思います。
いろんな著者のいろんな考え方、アプローチ方法を知って、人に敬意と感謝を
持って接する姿勢を先に学んでおけばよかったと思います^^
そのためにも、読書の習慣付けがオススメであり、むしろ必要とも言えるかもしれません。
「 実際の技術、理論 」と「 それをどう使うか? 」を同時に学べますからね^^
知識と社会性の両立が大事ですね^^
ただ、勘違いして欲しくないのは「 仕事をうまくやるためや、職場で居心地を
よく感じるために、人間関係はペコペコしておく 」姿勢を学ぶって意味ではないですf^^;
お互いに敬意を持って、よく話を聞いて、よい関係を作るのが大事だと思います。
そして、仕事だけでなくいろんな気になった本は読んでおいて、著者が使ってくれてる時間の
恩恵を感謝して人生に取り入れたいです。
おわりに
いかがだったでしょうか?
読書には「 みなさんの人生の時間を有効に使える知恵 」が詰まっていると理解できたと
思います^^
繰り返しになりますが、結論として「 読書はするべき 」と言えます♪
ただ、僕は気遣いが足りなくて、職場のみんなと信頼関係を気づくのに
時間がかかってしまい、色々と大変?というか迷惑をかけてしまいましたf^^;
世の中にはいろんな読書に関する意見があると思います。
僕の今回の記事は、純粋に読書のことだけじゃなく一歩踏み込んで「 僕のやり方で
読書をして数十年会社員として働いたらこうなります 」というトライ&エラーを
みなさんに共有できたと思います^^
大事なことは、本に書いてあることが全てじゃありません。
そのときの時代背景や、環境、いろんなものが原因となり状況は変わっていくものです。
そんな変化する時代をなるべく生きやすくするためにも読書っていいものだと思います^^
みんな、僕みたいに苦労するなよ!!w